【人気急上昇中】浅煎りコーヒーとは?焙煎や味わいの違いを徹底解説

【浅煎りコーヒーの特徴とは?】6つの特徴をおさえて浅煎りコーヒーをもっと知ろう

浅煎りコーヒーって美味しいの?

浅煎りコーヒーは他のコーヒーと何が違う?

こんな疑問に答えつつ、浅煎りコーヒーについて網羅的に解説をしていきます。

実際に浅煎りコーヒーは、みなさんがよく口にするであろう深煎りコーヒーとはまったく違った魅力があります。

本記事を読むとわかること
  • 味わいの特徴
  • 他の焙煎コーヒーとの違い
  • 浅煎りコーヒーの淹れ方
  • 浅煎りコーヒーの購入方法

前半では浅煎りコーヒーの特徴や、他の焙煎コーヒーとの違いを解説。

後半では、浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方や、おすすめの購入方法について解説していきます。

ライト

この記事を読むだけで、浅煎りコーヒーの知識と楽しみ方がわかります。

目次

浅煎りコーヒーはどんな味わい?

ここでは浅煎りコーヒーの味わいについて解説をします。

浅煎りコーヒーは、強い酸味と華やかな香りが特徴です。

コーヒー豆というのは、焙煎をすることで酸味成分と苦味成分が生み出されます。

酸味成分は焙煎が浅いときに一番強くなり、苦み成分は焙煎が深いときに一番強くなります。

浅煎りコーヒーはその名の通り「焙煎が浅い=焙煎が進んでいない」ため、苦味が弱く酸味が強くなるというわけですね。

この酸味が豆自体の華やかな香りと相まって、まるで果実のような味わいをもたらしてくれるんです。

コーヒーの酸味はまずい??

「すっぱいコーヒーはおいしくない」こういった意見があるので、この意見について少し解説をしておきます。

まず「すっぱいコーヒー」には大きく2つの種類があります。

  1. 浅煎りコーヒーに感じられるようなポジティブな「良い酸味」
  2. 劣化したコーヒーに感じられる胃がムカムカするネガティブな「悪い酸味」

特に②の「悪い酸味」のコーヒーを飲んだばかりに「酸っぱいコーヒー=おいしくない」と思っている方はもったいないのかな?と感じます。

①の「良い酸味」とはコーヒー本来の酸味であり、とても爽やかな酸味に感じられますので、ぜひ新鮮な浅煎りコーヒーの味をお試しあれ。

2つの酸味については、こちらの記事でさらに詳しく書いていますので興味のある方は参考になさってください。

>>「酸っぱいコーヒーはまずい?」酸味には2つの種類があった!!

果実や花のような香り

浅煎りコーヒーは酸味の他にも、果実や花のような香りが魅力の一つ。

ものによっては、本当に果実そのもののような香りが感じられます。

またパナマやエチオピアの豆で有名な「ゲイシャ」という品種は、ジャスミンのような独特な香りを持っています。

まるで紅茶のようなフレーバーには、苦いコーヒーにないフレッシュな良さがあります。

後味がスッキリしている

浅煎りコーヒーは後味がとてもスッキリしています。

この味わいは、ワイン用語を用いて「ライトボディ」と表現します。

逆に深煎りコーヒーは「フルボディ」のものが多く、口の中に味が持続的に広がり続けます。

「ボディ感」については詳しく解説した記事があるので、参考になさってください。

>>味わいの表現方法の一つ「ボディ感」ってなに?

浅煎りコーヒーはドリップのときにコーヒー粉が膨らまない

ドリップコーヒーといえば、もこもこと膨らむコーヒー粉を想像される方もいると思います。

ですが浅煎りコーヒーの場合、ドリップで膨らむことはほとんどありません。

一番の要因は、コーヒー豆に含まれる炭酸ガスの量。

焙煎が進むごとに炭酸ガスは増加するため、焙煎の浅いコーヒー豆はほとんど炭酸ガスを含んでいません。

そのため浅煎りコーヒーをドリップするときにコーヒー豆が膨らまないのです。

より詳しい仕組みを知りたい方は、こちらの記事を参考になさってください。

>>「どうして膨らまないの?」ドリップしてもコーヒー豆が膨らんでくれない原因を簡単解説

浅煎りのコーヒー豆は重い

浅煎り豆は、他の焙煎度合の豆に比べると重いという特徴があります。

理由は焙煎が浅いため豆自体の形がしっかり残っていることと、内部に水分が残っているから。

これだけだと「重いからどうなるのだろう?」という感じなので、さらに詳しく解説します。

じつは豆が重いことで、特にドリップの際に工夫が必要になります。

それは浅煎り豆が沈殿しやすく、お湯を注ぐだけではコーヒー粉が十分に動いてくれないことが要因です。

コーヒー粉が沈殿した状態では、お湯が行き渡りにくくて成分の抽出が不十分になります。

そのため成分の抽出を促すために、コーヒー粉をマドラーでかき混ぜたり、ドリッパーをゆすったりして豆全体にお湯を行き渡らせる必要があるのです。

浅煎りのコーヒー豆は硬い

浅煎りのコーヒー豆は、豆自体がとても硬いのが特徴。

焙煎が進むと豆はもろくなっていくのですが、浅煎り豆は焙煎が進んでいないために硬さが残っているのです。

硬いことによる影響は主に2つ。

  1. 成分の抽出が不十分になりやすい
  2. 挽くときに大変(切れ味の良いミルが必要)

①の「成分の抽出が不十分になりやすい」ことについては、高温のお湯で抽出することで解決します。

問題は②の「挽くときに大変」だということ。

安価な手挽きミルを使用すると、豆の硬さに負けて手回しが何度も引っ掛かります。

手回し自体にも力が必要になるため、結論:切れ味の良いミルを手に入れることをおすすめします。

実際に浅煎りのコーヒー豆を挽いた動画と共に、おすすめのミルを紹介した記事がありますので、そちらも参考になさってください。

>>1万円以下のコーヒーミルで浅煎り豆を挽くならこれ一択「タイムモア栗子C2シリーズ」

浅煎りのコーヒー豆はカフェイン量が多い?

浅煎り豆は、意外にもカフェインが多く含まれているのをご存知でしょうか?

「深煎り豆の方が苦いんだから、カフェインも多いんじゃないの??」と思われるかもしれません。

じつは苦味に占めるカフェインの割合はほんの少しのため、苦味とカフェイン量はあまり関係がありません。

一方で浅煎り豆の方がカフェイン量が多い理由は、焙煎が進むにつれてカフェインが熱分解されるからです。

浅煎りコーヒーは焙煎が進んでいない分、カフェインが熱分解されずに残っているというわけですね。

ドリップコーヒーにすると浅煎りも深煎りもカフェイン量は変わらない?

では「ドリップコーヒーは、浅煎りコーヒーの方がカフェイン量が多いのか」というとそうではありません。

たしかにコーヒー豆の粒数が同じならば、浅煎りコーヒーの方がカフェイン量が多くなります。

ですがドリップコーヒーはg単位で計るため、重たい浅煎り豆は少しの粒数しか使いません。

逆に軽い深煎り豆は粒数が増えるため、カフェイン量にほとんど差が出なくなるのです。

浅煎りコーヒーのおすすめ購入方法

PostCoffee(ポストコーヒー)のコーヒーボックス

良質な浅煎りコーヒーは市販品では手に入りません。

そのためコーヒー豆専門店や、オンラインコーヒーショップで購入すると良いでしょう。

特にオンラインコーヒーショップでは、気軽に焙煎したてのコーヒー豆を購入できるため特におすすめです。

ただオンラインコーヒーショップにもデメリットがあります。

一番は「送料が高い傾向にある」ことでしょう。

店舗によっては、送料が500円以上になることも珍しくありません。※本州以外に住んでいる方はさらに高くなることも

ライト

たとえば100gを1000円で購入しても、送料が500円かかると損した気分に…

そこでコーヒー初心者の方には、最初のオンラインコーヒーショップとして、PostCoffee(ポストコーヒー)というお店をおすすめしています。

PostCoffee(ポストコーヒー)がおすすめな理由
  • 150種類以上のスペシャルティコーヒーを取り扱い
  • 日本全国送料無料
  • 最短翌日配送

紹介し切れない魅力については、こちらの記事を参考になさってください。

PostCoffee(ポストコーヒー)を徹底的に解説をしています。

浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方

浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方について、3つのコツをもとに解説します。

美味しく淹れる3つのコツ
  1. 高温のお湯で淹れること
  2. 3分以内に抽出を終えること
  3. コーヒー豆の挽き目は中粗挽き~粗挽きにすること

1記事まるまる「浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方」を書いた記事もありますので、興味のある方はそちらも参考になさってください。

コツ①:高温のお湯を使用する

浅煎りコーヒーを淹れる際には、高温のお湯を使用しましょう。

中深煎り~深煎りのコーヒーなどは85℃程度で淹れることが多いのですが、浅煎りコーヒーの場合は90℃がおすすめです。

なぜかというと、浅煎り豆は硬くて成分の抽出が不十分になりやすいからです。

そこで高温のお湯を使用して、スムーズに成分を抽出しようというわけです。

低温で浅煎りコーヒーを淹れてしまうと、薄いコーヒーが出来上がってしまうため注意。

コツ②:3分以内に抽出を終える

浅煎りコーヒーに限ったことではありませんが、抽出時間を3分以内に終えられるようにしましょう。

コーヒーの成分は、その種類によって抽出されるまでにかかる時間が異なります。

特に雑味成分や苦味成分は抽出されるまでに時間がかかるのですが、爽やかな酸味や華やかな香りを堪能したい浅煎りコーヒーには好ましくない成分です。

そのため雑味成分や余計な苦味成分が抽出される前に、抽出を終えてしまおうというわけです。

コツ③:コーヒー豆の挽き目は粗くする

使用するコーヒー豆の挽き目は、中粗挽き~粗挽きと粗めに設定しましょう。

理由は主に2つ挙げられます。

  1. 挽き目が細かいと雑味成分や苦味成分が抽出されやすくなる
  2. 挽き目が細かいとお湯が抜けにくくなり、抽出時間が伸びてしまう

コツ②でもお話ししましたが、浅煎りコーヒーは爽やかな酸味や華やかな香りが特徴のコーヒーです。

その味わいを堪能するうえでは、雑味成分や苦味成分の過抽出は余計になってしまいます。

挽き目を粗くすることで、お湯の抜けを良くするとともに雑味成分や苦味成分の抽出を抑えることができるのです。

浅煎りコーヒーについて|まとめ

いかがでしたか?

浅煎りコーヒーの味わいの特徴や、おすすめの購入方法、美味しい淹れ方について解説してきました。

浅煎りコーヒーに興味が出てきた方は、ぜひ購入してみて美味しい淹れ方を試してみてください。

「浅煎りコーヒーを飲んでみたいor美味しい浅煎りコーヒーを手に入れたい」という方のために…

コーヒー初心者でも利用しやすくて、美味しいコーヒーショップについてはこちらの記事をご覧ください。

この記事が、あなたの参考になりますように…それでは!!

【浅煎りコーヒーの特徴とは?】6つの特徴をおさえて浅煎りコーヒーをもっと知ろう

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次