酸っぱいコーヒーはまずい?それ勘違いかも【良い酸味と悪い酸味を解説】

酸っぱいコーヒーには2種類あるって知ってた?【良い酸味と悪い酸味】

コーヒーって、たまにいや~に酸っぱいものがありますよね…

しかも、飲んだ後に胃がムカムカしませんか?

多くの人が感じるこの酸っぱさは「悪い酸味」である可能性が高いんです。

コーヒーの酸味には2種類あって

この記事を読むことで「良い酸味」と「悪い酸味」とはなにかが分かります。

この記事は、浅煎りコーヒーが大好きで「浅煎りコーヒーのことしか書かないブログ」を立ち上げてしまった私が解説しています。

酸味の正体がわかれば、酸味が苦手な人は酸っぱいコーヒーを避けられますし、悪い酸味を見極めることもできるようになります。

本文では「酸化」とか化学を思わせるような用語は出てきますが、内容自体はとても簡単に書いていますので安心してください!!

目次

コーヒーの酸味の中には「良い酸味」と「悪い酸味」がある

コーヒーの「良い酸味」と「悪い酸味」についてお話しします。

意外と抜けがちなので、最初に補足しておくとコーヒー豆っていうのは本来、果実なんです。

そしてちゃんと果肉や果実特有の酸味を持っています。

つまり、この記事でいう「良い酸味」とは、果実由来の酸味成分が焙煎によって変化したものだと思ってください。

一方でコーヒー豆にはコーヒーオイルという油脂分が含まれています。

ということは時間が経つにつれて油脂分の酸化が起こり、特有の「嫌な酸味」が生まれます。

さらに、酸化してしまった油を体に取り込むことで、胃がムカムカしてしまうわけです。

これがこの記事でいう「悪い酸味」の正体ですね。

コーヒーの「良い酸味」はどんなコーヒーに含まれているのか?

「良い酸味」はいったいどんなコーヒーに含まれているのでしょうか?

それは「浅煎り~中煎りのコーヒー」です。

前項で、果実由来の酸味成分が焙煎をきっかけに変化したものが「良い酸味」だとお話ししました。

つまり、コーヒー豆の酸味成分は焙煎されることで、より酸味を感じられる状態に変化するというわけです。

ちなみに、焙煎後の豆を抽出してようやくしっかりとした酸味が感じられます。

焙煎すればするほど酸味は増す?

さきほどコーヒー豆を焙煎することで酸味成分が変化するとお伝えしました。

すると、焙煎すればするほど酸っぱくなるのでは?という疑問が出てきそうです。

じつはそうではなくて、コーヒー豆は浅煎り程度の焙煎で一番酸味が強くなります。

焙煎が深くなるにつれて酸味成分は熱分解されて逆に酸味は減少してしまうんですね。

なので、コーヒーの「良い酸味」は「浅煎り~中煎りのコーヒー」に含まれているということになります。

コーヒーの「悪い酸味」はどんなコーヒーに含まれているのか?

では、「悪い酸味」はどんなコーヒーに含まれているのでしょうか?

それは「長期間経過したコーヒー豆」です。

コーヒー豆には、コーヒーオイルという油脂分が含まれていて、時間が経つごとにどんどん酸化していきます。

すると人間が「嫌だな~」と感じる「悪い酸味」がうまれるというわけです。

ちなみに「嫌だな~」という感覚だけでなく、飲むと胃がむかついてしまうこともあります。

たまにこの「悪い酸味」に対して、良い酸味とひっくるめて「酸味のあるコーヒーはまずい」という方もいらっしゃいますが、少し性質の違うものだと思っていただけると浅煎りコーヒー好きの私的にはうれしいです。

市販のコーヒー豆の酸味に注意

市販のコーヒー豆の中でも、特に粉状になっているものには注意が必要です。

コーヒー豆は粉状になることで急激に劣化が早まります。

ドリップバッグでコーヒーを飲んでいると、たまに嫌な酸っぱさや胃のむかつきを感じることがあると思います。

その場合は「悪い酸味」を疑っても良いでしょう。

もちろん「市販のコーヒーなんてダメだ」というわけではありません。

少なくとも私はよく飲みます。

ですが、飲んで気分を悪くされる方がいるのも事実です。

この酸味に耐えられない方は、ぜひ新鮮なコーヒー豆を使ってコーヒーを楽しんでみてください。

コーヒーの酸味が嫌いだった人は飲んでいたコーヒーを再確認しよう!!

まとめ

コーヒーには「良い酸味」と「悪い酸味」の2種類がある

  • 「良い酸味」は果実由来の酸味成分が焙煎によって変化したもので、浅煎り~中煎りコーヒーに多く含まれる
  • 「悪い酸味」は長期間経過したコーヒー豆に発生しやすく、主に酸化した油脂分(コーヒーオイル)によるもの

「悪い酸味」は人によって胃のむかつきで気分を悪くすることも…市販の粉コーヒーは特に劣化が早いため注意が必要です。新鮮なコーヒー豆を使用しましょう!!

いかがだったでしょうか?

「酸っぱいコーヒー」と一口に言っても大きく2つの種類がありましたね。

片方は好きな人も多い「良い酸味」、一方は苦手な人がほとんどの「悪い酸味」です。

この区別ができれば、酸味の苦手な人は中深煎り以上のコーヒーを選ぶことで酸味のあるコーヒーを避けられます。

また、コーヒーを飲んで気分が悪くなっていた人は、原因が酸化したコーヒー豆だったかもと気づけるようになります。

「じゃあその良い酸味はどんな豆を買ったら味わえるの?」と思われた方にピッタリの記事がありますので、こちらもあわせて参考になさってください。
>>浅煎りコーヒー豆で人気の産地7選+取り扱いコーヒーショップも紹介!!
美味しい浅煎り豆をショップで購入してみてくださいね!ということです。

この記事が、あなたの参考になりますように…それでは!!

酸っぱいコーヒーには2種類あるって知ってた?【良い酸味と悪い酸味】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次