「コーヒーの産地といっても数が多いし、特徴なんて覚えてられない」そう思う人は多いはずです。
でも、「浅煎りコーヒー豆が好きor始めたい!」あなたからすると「浅煎り豆で有名な産地だけを知りたいな」と思われるのではないでしょうか。
この記事を読むと、浅煎りコーヒー豆で人気の産地とその特徴、さらにはその産地の豆を取り扱うコーヒーショップまで知れちゃいます。
この記事は、浅煎りコーヒーが大好きで「浅煎りコーヒーのことしか書かないブログ」を立ち上げてしまった私が解説しています。
私自身、産地のことや品種のことなんて「覚えにくいったらありゃしない…」と悩んでいました。
なので、今回はとにかく分かりやすく余計な情報を省いてお届けしようと思っています。
あなたが浅煎りコーヒー豆好きなら、きっと役に立つ情報が詰まっていますよ!!
【世界地図で見る】浅煎りコーヒー豆で人気の産地
この記事では7つの産地を紹介します。
コーヒーショップのラインナップに登場する頻度をもとに、私の独断と偏見でチョイスした7つの産地です。
では、本編に入る前に2つだけ予備知識の共有をさせてください。
「早く本編を見せてくれ」という方はこちらから浅煎りコーヒー豆で人気の産地7選へどうぞ!!
コーヒーベルトとは
「コーヒーを育てるのに適した地」を緯度で表したものがコーヒーベルトで、赤道(緯度0度)から南北約25度に収まる地域のことを指します。
なぜコーヒーを育てるのに適しているかというと、コーヒーベルトの中にある地域は、雨季と乾季が明確に分かれているため通年コーヒー豆を収穫できるという特徴があるからです。
そのためコーヒー栽培が盛んな国は、ほぼすべてコーヒーベルト内に収まっているのです。
コーヒー豆の品種が重要
ここではコーヒー豆の品種について説明させてください。
「なぜ、そんなややこしいことから?」と思われたかもしれませんね。
なぜかというと、コーヒーショップやカフェでコーヒーを選ぶときに、品種を知っているかどうかで選択肢の幅が全然変わるからです。
品種はコーヒーショップのメニューに記載されていることが多く、品種が分かるだけである程度の味の予測が立てられます。
自分好みの品種が見つかると、通に近づいた気がしてコーヒーがもっと好きになりますよ!!
コーヒー豆の品種とは
まず、コーヒー豆を区分するときには【種】と【品種】で区分します。
といわれてもピンとこないです(私が…)。
なので、分かりやすいようにチャート図にしてみました。
ここでコーヒー豆と米を比較して【品種】の大切さをイメージしていただきたいと思います。
米で例えると【種】はジャポニカ種(日本の気候に対応した種)で、【品種】は「ゆめぴりか」「ミルキークイーン」といった感じです。
私たちはちょっと良い米を選ぶときに、この【品種】を重視しますよね?コーヒーも似ているんです。
なので、【品種】の特徴を覚えるとコーヒー豆の選択肢が広がってすごく楽しくなるんですよ!!
浅煎りコーヒー豆で人気の産地7選
浅煎りコーヒー豆として使用されることの多い産地を7つ紹介していきます。
産地の紹介を終えたら、それぞれの豆を取り扱っているコーヒーショップも紹介しますので、お見逃しなく!!
産地①「エチオピア」
浅煎り豆=エチオピアとイメージされている人も少なくありません。
実際にその通りで、浅煎り豆を扱うコーヒーショップでは、ほぼ間違いなくラインナップに入ってきます。
そんなエチオピアは、存在する品種の数が膨大で味わいも「コレ!」と決まった表現がしづらい一面があります。
そのためコーヒーショップでエチオピア豆を選ぶ際には、説明書きを読んで好みのフレーバーを選びましょう!!
- 有名品種
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「ゲイシャ」浅煎りコーヒーにあまり興味がない人も知っているくらい有名な品種です。エチオピア原産の品種で、ゲイシャフレーバーと呼ばれるほどの独特な香りが特徴的。爽やかな酸味あるフレーバーは浅煎りがよく合います。
「モカ(ティピカ)」こちらの品種は、コーヒーを普段飲まない人ですら知っているくらい有名な品種ですね。じつは名前の由来は「モカ港」という港の名前からとったものなんです。モカフレーバーとよばれるワインのような香りが大人気の品種です。
産地②「ルワンダ」
ルワンダは、コーヒー豆の生産量自体は少ないのですが、非常に質の高い豆を栽培するということで人気の産地です。
コーヒーショップでは、こぞってルワンダ産のコーヒー豆を取り扱っていることからもわかります。
ルワンダのコーヒーがもつ甘く花のよう香りは、他国のコーヒーと比較してもピカイチなので必飲ですよ!!
- 有名品種
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「ブルボン」コーヒーショップを見て回ると分かるのですが、ルワンダ産の豆はそのほとんどがブルボンを使用しています。上質なブルボンを楽しみたい方はぜひ!!
産地③「エルサルバドル」
エルサルバドルは国を上げてコーヒー事業を支援してきた歴史があり、豆の味わいも高品質。
基本的に「濃厚なフルーツ」「カラメル」のようなフレーバーが特徴のコーヒー豆です。
- 有名品種
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「パカマラ」エルサルバドル特有の品種といえばパカマラです。ハーブや濃厚なフルーツを思わせる風味が特徴。エルサルバドルきっての人気品種のため一度は飲んでみたい品種ですね。
「ブルボン」エルサルバドルの豆栽培量の約2/3を占めているのがブルボンです。パカマラよりも全体的にまろやかな味わいで、万人にオススメできる品種。ブルボンの中でもさらに派生して生まれた品種もあるため、飲み比べてみるのも面白いですね。
産地④「グアテマラ」
グアテマラの豆は浅煎り~深煎りまで広く使用されているため、多くの方が耳にしたことのある産地ではないでしょうか。
しかし一口にグアテマラといっても、グアテマラ国立コーヒー協会(アナカフェ)が8つに区分するそれぞれの産地によって味わいが異なります。
甘い香り、爽やかな香り、花のような香りまで地域ごとに様々な特徴が楽しめるのがグアテマラ豆です。
- 有名品種
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「ブルボン」グアテマラのブルボンは浅煎り~深煎りまで美味しくいただけます。柑橘や甘い香りが特徴の品種です。
「マラゴジッペ」数々のコーヒー豆の中でも巨大な品種。見た目とは裏腹に豊かな香りが特徴的です。品評会でも高評価を得るほどのコーヒー豆に仕上がることも。
産地⑤「コロンビア」
コロンビアはコーヒーの生産量が世界トップクラス。
コーヒー栽培で生計を立てている人も大勢いるほどに、コーヒーが国民の生活に染み込んでいます。
コロンビア産のコーヒー豆は、ジューシーなフルーツを食べているかのような味わいが魅力です。
- 有名品種
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「カトゥーラ」浅煎り~中煎りが適した品種。世界的にも認知度の高いこの品種は、中南米やアジアなどで多く栽培されています。豊かな酸味が特徴的なコーヒー豆。
「カスティージョ」コロンビアのコーヒー栽培における主要な品種。コーヒーショップでも、このカスティージョが多く取り扱われていることから、味の良さにも信頼性があります。
産地⑥「パナマ」
パナマはコーヒー豆の生産量こそ、決して多くはありません。
ですが、ゲイシャという品種で一大ブームを巻き起こした結果、日本にとっても有名な産地となりました。
パナマのコーヒー豆は全体的にバランスのとれた味わいに加えて、まろやかな口当たりが特徴です。
それでいて花のような香り、柑橘系の爽やかな酸味を持ち合わせています。
- 有名品種
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「ゲイシャ」パナマ国際オークションでの高額落札を皮切りにゲイシャブームをもたらしました。ジャスミンや柑橘系の上品な香りはゲイシャでしか味わえません。
「ティピカ」パナマではゲイシャがあまりに有名ですが、ティピカやカトゥーラなどのアラビカ種の豆も多く生産されていますし、取り扱っている店舗もあります。ゲイシャ以外の品種にチャレンジしてみるのも面白いですね。
産地⑦「ホンジュラス」
ホンジュラスは小さな国ながらも、コーヒー豆の生産量は世界でもトップクラス。
ホンジュラスのコーヒー豆はとにかく飲みやすいという特徴が挙げられます。
シトラス系の味わいが前面に押し出されており、飲む人を選びません。
雑味が少なくスッキリとした飲み口なので、浅煎り初心者の方にはホンジュラスのコーヒー豆がおすすめですよ。
- 有名品種
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「パカス」じつはコーヒーショップでは、ホンジュラス産の豆はいろんな品種が使われています。そのなかでも比較的登場頻度の高いものがこのパカス。ホンジュラスのパカスは、フルーティなアロマとバランスが取れた味わいが特徴です。
紹介した浅煎りコーヒー豆が手に入るオンラインコーヒーショップ
- LIGHT UP COFFEE
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浅煎りコーヒー豆といったらLIGHT UP COFFEEといっても過言ではないほどに、浅煎りコーヒー界では有名なショップです。かくいう私もこのお店から浅煎りコーヒーにハマっていきました。テイスティングセットが用意されているため初めての人でも利用しやすいのがポイントです。
- WEEKENDERS COFFEE
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浅煎りコーヒー豆を多く取り扱うショップで、おしゃれなサイトが目を引きます。一つずつ好みの浅煎り豆を選ぶも良し、複数種類の豆を楽しめるテイスティングセットを選ぶも良し。お得さだけじゃなくて、味もピカイチなのがオススメのポイントです。
- ONIBUS COFFEE
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浅煎りコーヒー豆を多く取り扱うコーヒーショップ。ラインナップの多くは浅煎り初心者におすすめしたいほど、まろやかで飲みやすいものになっています。浅煎りコーヒー豆を求めるなら、定番のコーヒーショップの一つです。
- 【PR】PostCoffee(ポストコーヒー)
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「パートナーショップ」として登録されているコーヒーショップの商品もラインナップされています。浅煎り豆の品ぞろえも豊富で、自分に好みの浅煎りコーヒーが見つかります。ちなみに、自分で選ばなくてもコーヒー診断をもとに、自分好みのコーヒーを選んでくれるサービスが一番の目玉です。
産地を知れば、浅煎りコーヒーはもっと楽しい!!
いかがだったでしょうか?
ここから浅煎りコーヒーライフを始める方、浅煎りコーヒーライフを広げていく方が増えたらすごくうれしいです。
じつは、ここで挙げた産地以外にも、まだ浅煎り豆で人気の産地があるんです。
でも、それはあなたが実際にショップを巡ったりして探してみてください。
私の押し付けですが「これも浅煎りなんだ!?」という発見が楽しかったりするんですよね!!
ちなみにコーヒーを飲むのは楽しいですが、歯のケアはしっかりされていますか??
コーヒーには「コーヒーポリフェノール」が含まれているので、普通の飲み物よりも歯の着色汚れが発生しやすいんです。
「VS歯の着色汚れ」の記事もありますので、よければ参考になさってください。
>>コーヒーで歯に着色汚れが…!!原因と対策方法を簡単解説!!
この記事が、あなたの参考になりますように…それでは!!
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