【失敗なし】タイムモア栗子C2|1万円以下の高性能コーヒーミルをレビュー

早くて、心地よく豆が挽ける手挽きミルが欲しい

1万円以下のミルで検討している

そんな方におすすめしたいコスパ最強のコーヒーミル「タイムモア栗子C2」シリーズをレビューしていきます。

レビュー内容はざっくりこんな感じです。

  • 「タイムモア栗子C2」シリーズは、コスパの高さと切れ味を求める方におすすめ
    • タイムモア栗子C2(通常サイズ:コーヒー粉20g)7,980円
    • タイムモア栗子C2Max(大容量:コーヒー粉30g)9,500円
  • 早く、そして楽に豆を挽ける高級ミルにも劣らない性能の高さ
  • ブラシでちまちま掃除するため、お手入れに少し手間がかかる
  • タイムモア栗子シリーズ最新作【C3】は挽き心地が向上しているものの、コスパは【C2】に劣る印象

コーヒーミルって調べれば調べるほど種類が多すぎて、正解が分からなくなりませんか?

「とにかく!1万円以下で、挽きやすいミルを教えてくれ!」

という方は「タイムモア栗子C2」シリーズを購入しておくと間違いありませんよ。

目次

コスパ最強ミル【タイムモア栗子C2】シリーズ

タイムモア栗子C2Max

「タイムモア栗子C2」シリーズには2種類のモデルがあり、高級ミルに劣らない性能を備えながらも、価格を抑えているコーヒーミルとしてマニアの間で有名です。

ボディがアルミ金属製、刃がステンレス製となっているため、高級感と切れ味を両立しています。

ここで「タイムモア栗子C2」シリーズの2つのモデルの違いを比べてみましょう。

スクロールできます

タイムモア栗子C2

タイムモア栗子C2Max
容量コーヒー粉:20gコーヒー粉:30g
本体サイズ幅52 mm × 高147mm 幅52 mm × 高170mm
本体重量430g505g
デザイン4カラー2カラー
価格7,980円9,500円
「タイムモア栗子C2」シリーズの主な違い※2022.6.21時点の公式サイト情報を参照

両者を比べたときに重要なのは【価格】と【容量】です。

コンパクトさを求める方は【サイズ】を気にするといいでしょう。

2杯以上同時に挽く場合は【Max】がおすすめ

コーヒー2杯分以上の豆を一度に挽きたい場合は「タイムモア栗子C2Max」がおすすめ。

通常サイズの「C2」の容量は20gとなっており、一般的には1~2杯分といわれます。

ですが巷に広まっているコーヒーの抽出レシピをみてみると、1杯分に12g以上の豆を使用するものも少なくありません。

1杯分に12g以上使用する場合を考慮すると、2杯分では24g使用することになるため、通常サイズ(容量20g)では容量不足となります。

そのため一度に2杯分以上の豆を挽く可能性がある方は「タイムモア栗子C2Max」を購入するのがおすすめ。

ライト

私は1杯分に14gの豆を使用することが多いから、2杯分淹れることも考えて「Max」を購入ました!

「タイムモア栗子C2」シリーズの豆を挽く性能の高さ

「タイムモア栗子C2」シリーズが愛される一番の理由は、豆を挽く性能の高さにあります。

豆を挽く性能が低いと起こりうる弊害は次の3つ。

  • 挽いた豆の粒の大きさがバラバラになる⇒抽出ムラが発生して味が濁ってしまう
  • 硬い豆(浅煎り)を挽くときに力が必要⇒腕が疲れてしまう
  • 豆を挽く最中に引っ掛かりが生じやすい⇒挽き心地が悪くなる

その点で「タイムモア栗子C2」シリーズは豆を挽く性能が高いため、上記のような弊害は起こりにくいです。

硬い豆も高速で挽ける

「タイムモア栗子C2」シリーズは、とにかく早く豆を挽き切ることができます。

タイムモア栗子C2MaxHARIOのコーヒーミル・セラミックスリムの2つで挽く速度を検証してみました。

使用する豆は浅煎り豆を14g、挽き目は中粗挽きで行なっています。

検証結果

タイムモア栗子C2Max:20秒

コーヒーミル・セラミックスリム:55秒

タイムを見るに、かなり速度の違いがでました。

今回はコーヒー1杯分の豆を挽きましたが、2杯分以上を挽こうと思うとさらに差がでるため重要ですね。

硬い豆も軽い感触で挽ける

上記2つの動画を見比べると、音の違いやハンドルを回す滑らかさが全然ちがうことがわかります。

実際「タイムモア栗子C2」シリーズのミルは切れ味が非常に高いため、硬い浅煎り豆でも感触がとても軽く感じられます。

逆に硬い豆を切れ味の悪いミル(安価すぎる、セラミック刃のミル)で挽くと、しっかり力を込め続けていても途中で引っ掛かってしまいます。

心地よく豆を挽きたい方は、豆を挽く性能を重視しましょう。

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手挽きミルで余裕のある雰囲気を出したい方にオススメです!

手入れにはブラシが必要(丸洗い不可)

「タイムモア栗子C2」シリーズは水で丸洗いができないため、ブラシを使って掃除する必要があります。

つまり「水で丸洗いできるミルよりも、お手入れが面倒」ということ。

実際にお手入れにかかる時間を計測してみたところ結果は2分56秒でした。

動画では撮影用に丁寧に掃除しているため、日常使いではもう少し早くなります。

ちなみに動画では、ネジ止めされたパーツを外さずに掃除をしています。理由はネジ穴が潰れやすいからです。

ライト

ネジ部分を外すことで、徹底的なお手入れができるけど、ネジ穴が潰れやすいため行なっていません。

手入れの簡単さや、早く済ませられることは日常使いするうえでとても大切です。

そもそも使用後に、ミルが汚れたままで放置してしまうと、残ったコーヒー粉が劣化して次に挽く豆の味に悪影響を及ぼします。

でも手入れに手間がかかるミルだと、定期的な掃除が面倒になってしまうんですよね。

だからコーヒーミルを選ぶときには、手入れのしやすさも注目しておきたいポイントです。

丸洗いしたい方はセラミック刃のコーヒーミル

「切れ味を多少犠牲にしても、手入れが簡単な方が良い」という方もいるのではないでしょうか?

そんな方は、セラミック製の刃を備えたコーヒーミルを買うことをおすすめします。

なかでも次の2つが筆者のイチオシです。

  • 「HARIO コーヒーミル・セラミックスリム」 安価ミル界のコスパ最強担当
  • 「ポーレックス コーヒーミル・Ⅱミニ」 普段使いからアウトドアまでマニアから根強い人気

ポーレックスのコーヒーミルについては、使い心地とおすすめポイントを徹底解説した記事がありますので、ぜひ参考になさってください。

>>【お手入れが抜群に簡単】ポーレックスの「コーヒーミル・Ⅱ」シリーズはアウトドアにも最適

タイムモア栗子シリーズ最新作【C3】について

「タイムモア栗子C2」シリーズの前には「C」があり、最新作として「C3」が登場しています。

これだけ聞くと「じゃあ最新作のC3を買っておけばいいのでは?」と思われるかもしれませんね。

ですが私は「C2でいいかな」と考えています。

理由は次の4つ。※2022.6.21時点

  • 改良点のインパクトが弱め
  • サイズ展開が「C3」(容量:コーヒー粉20g)のみ
  • カラー展開が「マットブラック」のみ
  • 価格が「C2Max」(容量:コーヒー粉30g)と同じ9,500円と高い

「C3」になって刃の形状が大きく変わりました。

「タイムモア栗子X」という、ハイエンドモデルに採用している刃と同じコンセプトで作られています。

「C3」は、さらに軽やかな挽き心地を実現しているものの、圧倒的な差があるわけではないため「タイムモア栗子C2」シリーズと比べると、価格が高い分コスパの点で見劣りしてしまいます。

ただ性能が上がっていることは間違いないため、価格が上がっても試してみたいという方は一考の余地ありですね。

「タイムモア栗子C2」シリーズで快適手挽きライフを始めよう

まとめ

「タイムモア栗子C2」シリーズは、コスパと豆を挽く性能を求める人に最適なコーヒーミル。

  • 挽き心地の良さと豆を挽き切る速度は一級品
  • 2杯分を一度に挽くなら大容量版の「Max」がベスト
  • 丸洗い不可のため、お手入れには少し手間がかかる
  • 最新作である「C3」は挽き心地が向上しているが、価格が高くコスパは落ちる印象

価格に対してこれほどの性能を備えたミルは他にはないため、はじめの一本はもちろん2本目以降に購入される場合にもおすすめ!!

タイムモア栗子C2(通常サイズ:コーヒー粉20g)

タイムモア栗子Max(大容量:コーヒー粉30g)

「お気に入りのコーヒーミルが見つかったら、次は美味しいコーヒー豆をみつけたい!」

コーヒー初心者でも利用しやすくて、美味しいコーヒーショップを探している方はこちらの記事をご覧ください。

この記事が、あなたの参考になりますように…それでは!!

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