「浅煎りコーヒーって普通に淹れていれば美味しくなるのかな?」「なにか特別なコツとかあるのかな?」って思うことはありませんか?
実際、浅煎りコーヒーを淹れるときにはちょっとしたコツがあります。
そこで、この記事では「浅煎りコーヒーを美味しく淹れる方法の決定版」として、6つの方法を解説しています。
- コーヒー器具選び
- コーヒー豆選び
- エイジング
- 水選び
- ドリップ方法
- コーヒーカップ選び
この記事一本で美味しい浅煎りコーヒーが楽しめるように作っています。
この記事は、「浅煎りコーヒー好きを増やしたい」をコンセプトにブログ運営している私が解説しています。
記事の内容を再現すれば、自宅でもトビキリ美味しい浅煎りコーヒーが楽しめますよ!!
家族や友人に美味しい浅煎りコーヒーをふるまって驚かせてみませんか!!
【浅煎りコーヒーを美味しく淹れる】7つの方法
浅煎りコーヒーは少し特別。浅煎りコーヒーに合った器具を揃えましょう
浅煎り豆はダイレクトに豆の質が味にあらわれます。美味しい豆から始めましょう
熟成期間のことですが、これをするだけで美味しいコーヒーが飲めますよ
水選びを間違えると浅煎りコーヒーの良さを損ねてしまいます
重要なのは自分好みの味をみつけること
浅煎りコーヒーの香りを楽しむならこだわりたい
次回淹れるコーヒーを美味しくするために大切な作業
酸味を調整する方法
上記の淹れ方を試してみて、「酸味をもっと抑えたいなぁ」と思われた方のために、コーヒーの酸味を抑える方法も解説しておきます。
ポイントは3つです。
- お湯の温度をもっと高くする
- コーヒー粉の挽き目を細かくする
- 抽出時間を長くする
上記3つのポイントで微調整すると好みの味により近づけることができるでしょう。
もっと他にも酸味を抑える淹れ方を知りたいという方は、こちらの記事を参考になさってください。
浅煎りコーヒーの味を大きく左右する【器具選び】
「浅煎りコーヒーを淹れるからこそ」という視点でコーヒー器具をセレクトしました。
- コーヒーミル
- ドリッパー
- ドリップポット
- スケール
- マドラー
- サーバー
- 温度計
上記の6種類を見ていきますね。
コーヒーミル
選び方の基準はひたすら「切れ味」です。
浅煎り豆はとても硬いので、男の私でも挽くのに一苦労。
なので、切れ味の良い手挽きミルを購入するか、電動に頼るのがベストです。
毎日飲まれる方はちょっと良いのを買った方が、あとあと後悔しなくて済むと思いますよ。
私が考えるコーヒーミルの選び方について詳しく書いた記事があるので、興味のある方はぜひミル選びの参考になさってください。
>>初心者の方は必見「失敗しない」コーヒーミルの選び方と厳選した3つのミルを紹介
ドリッパー
浅煎りコーヒーはドリッパー選びが命です。
最近ではスペシャルティコーヒーの普及を受けて、よりスペシャルティコーヒーに合った淹れ方を模索しようという流れが来ています。
そんななかで重視されるのが抽出速度。
抽出速度のほとんどはドリッパーで決まるといっても過言ではないため、ドリッパー選びは浅煎りコーヒーをドリップするうえでとても大切です。
ドリップポット
ドリップポット選びなのですが、こちらは注ぎ口が細すぎないポットなら「なんでもいい!!」というのが私個人の見解です。
なぜかというと浅煎りコーヒーのドリップ方法は、従来の「コーヒードームを丁寧に作る」ドリップとは異なるからです。
浅煎りコーヒーのドリップは、ドリッパーのふちの方にもお湯をかけますし、なにより早さが大事なので一投で多くの湯量を注いだりもします。
そのため、ある程度の湯量を注げるドリップポットの方が適しているといえます。
スケール
スケールについては、浅煎りに限らずコーヒーを淹れるなら必須アイテムなので、安いものでも購入しておくと良いでしょう。
コーヒーには料理のように「〇〇秒後に△△g注ぐ」というようなレシピがあります。
レシピ通りに入れることで、プロの味を再現したり、自分のオリジナルレシピを作ったりできるわけです。
しかし、レシピを再現するにはスケールとタイマーが必要不可欠、良いスケールならタイマー機能も付いていますが、安いスケールを使う場合はタイマー(スマホ)も用意しましょう。
マドラー
マドラーは浅煎りコーヒーのお供です。
浅煎りコーヒー豆は豆自体に重さがあるため、ドリップ中に沈殿してしまいます。
豆全体にお湯を浸透させるためにも、豆をかき混ぜる工程が必要。
その際にマドラーを使って豆をかき混ぜるというわけです。
サーバー
サーバーはたくさんのコーヒーを一度にドリップするときに便利です。
さらに、ドリップしたコーヒーをマドラーでかき混ぜ、味を均一にするためにも使いますね。
昔の私はコップに直接ドリップしていたので、サーバーはいらなかったのですが、最近の私は使うようにしています。
なぜかというと、ワイングラスを使って浅煎りコーヒーを飲むようになったからです。
グラスに抽出したコーヒーをマドラーでかき混ぜると、カチャカチャと音が鳴ってしまいます。
割れるのが怖いというか、傷つくのも嫌という、そんな理由からサーバーを使うようになりました。
温度計
湯の温度はコーヒーの味を大きく左右する重要な要素なので、しっかり計っていきましょう。
コーヒーに特化した温度計もありますが、私はタニタの料理用温度計を使用。
温度を安定的に計ってくれるため重宝しています。
オンラインコーヒーショップで【豆選び】
ここでは「浅煎りコーヒー初心者の方」、「コーヒーのオンラインショップ利用は初めて」という方でも利用しやすいコーヒーショップを1つご紹介します。
【PR】PostCoffee(ポストコーヒー)
ポストコーヒーといえば、コーヒー診断の結果をもとにしたサブスクが目玉サービスなのですが…
じつは豆を単品購入する際の送料が無料という、コーヒーのオンラインショップではありえないような強みがあるんです。
多くのコーヒーオンラインショップでは、送料が500円以上したりするので衝撃です。
↓ ↓ PostCoffeeの口コミと評判や、詳しい内容を知りたい方はこちらの記事がおすすめ ↓ ↓
【エイジング】が浅煎りコーヒーを美味しくする
コーヒーショップから届く豆は、おそらく焙煎直後であることがほとんどです。
しかし、焙煎直後の豆は炭酸ガスが多く含まれていて、味も落ち着いていません。
美味しくドリップするには熟成させる期間が必要で、それを「エイジング」といいます。
目安として浅煎りの場合は最低でも3日以上、ショップによっては1週間以上を推奨しているところもあるので、ショップからの説明書きがあればそれを参考にしてくださいね。
エイジングについてもっと知りたいという方はこちらの記事を参考になさってください。
浅煎りコーヒーの酸味を生かす【失敗しない水選び】
浅煎りコーヒーの魅力はなんといっても爽やかな酸味ですが、水選びを間違えてしまうと、せっかくの酸味がぼやけてしまうなんてことがあります。
ポイントは水の「硬度」&「pH値」の2つです。
「硬水」や「高pH値」の水を使用すると、浅煎りコーヒーの酸味を抑えてしまうので要注意ですよ。
より詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考になさってくださいね。
日本の水道水なら美味しい浅煎りコーヒーが淹れられますが、ちょっとこだわりたい方にはこちらのミネラルウォーター(軟水&中性に近いpH値)もおすすです。
【浅煎りコーヒーを美味しく淹れる】ドリップ方法
浅煎りコーヒーのための美味しい淹れ方を紹介します。
このレシピを基準に自分好みの味に調整してもらえたらと思います。
お湯の温度90℃の理由はこちらの記事解説
- 浅煎り豆の量:14g(中粗挽き)
- お湯の温度:90℃
- 抽出量:210g
- 使用するドリッパー:ハリオ ドリッパー V60
お湯を40g注ぐ(計40g)
ドリッパーをゆすって豆とお湯をなじませる
お湯を80g注ぐ(計120g)
お湯を50g注ぐ(170g)
お湯を40g注ぐ(210g)
落とし切れない場合は、挽き方を粗くするなどして調整する
浅煎りコーヒーの香りを生かす【カップ選び】
浅煎りコーヒーは果実感、花のような香りが特徴のコーヒーです。
そうなると、やはりカップにもこだわりたいもの。
なかでも私がおすすめするのはこの2種類。
「香りを感じやすいように設計された飲み口」と「安価で丈夫なつくり」がおすすめの理由です。
浅煎りコーヒーの色まで楽しみたいならHARIOの「耐熱フレーバーグラス」がおすすめですし、普段使いも兼ね使用したいのであれば、コレスの「キキマグ」をおすすめします。
コーヒーを淹れたあとは【ミルの手入れを忘れない】
美味しいコーヒーを淹れたあとは、コーヒーミルのお手入れを忘れないようにしましょう。
次回淹れるコーヒーを美味しくするため、コーヒーミルを長持ちさせるために大切な作業です。
詳しくはこちらの記事を参考になさってください。
浅煎りコーヒーを美味しく淹れるために7つの方法をおさえておこう
- コーヒー器具選びでは、抽出速度を重視して器具選びをする
- コーヒー豆選びでは、オンラインショップを活用して美味しい豆を手に入れる
- エイジングで、豆の抽出と味わいを安定させる
- 正しい水選びをして浅煎りコーヒーの味わいを生かす
- ドリップ方法をおさえたら、自分好みの味に調整していこう
- コーヒーカップ選びで浅煎りコーヒーの香りを引き出そう
- コーヒーミルのお手入れを忘れない
いかがだったでしょうか?
美味しい浅煎りコーヒーを淹れるための方法を解説してきました。
今回紹介した内容を押さえて浅煎りコーヒーを淹れてもらえば、間違いなく美味しいものに仕上がるはずです。
この記事から浅煎りコーヒーライフを始める方が増えたらうれしいです!!
この記事が、あなたの参考になりますように…それでは!!
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