今さら聞けない…アメリカンコーヒー？ブレンドコーヒー？２つの違いとは？

「アメリカンコーヒー？ブレンドコーヒー？いったい何が違うんだろう…」
「それぞれの味の特徴は…？」

喫茶店やカフェのメニューでこういう表記をよく見かけますよね。

でも実際に名前からは、味の想像や違いがわからないという方も多いはずです。

最近はコーヒーの普及とともに、具体的なメニュー名で表記されることが増えました(例：エチオピアの浅煎り、グアテマラの深煎りなど…)。

それでも「アメリカンコーヒー」「ブレンドコーヒー」の名前で表記しているカフェも少なくありません。

結論から言うと次のようになります。

さらに具体的な内容は本文でご紹介しますね。

アメリカンコーヒーとブレンドコーヒーの違い

つまり「アメリカンコーヒー」はコーヒーの淹れ方を指していて「ブレンドコーヒー」は数種類の豆を使用している指しているわけです。

アメリカンコーヒーの味わいの特徴

アメリカンコーヒーには次の2種類の淹れ方がありますが、それぞれ味わいにどんな違いがあるのでしょうか？

①の淹れ方だと、とてもサッパリとしたコーヒーが出来上がります。

爽やかな味わいが特徴の浅煎りコーヒーをたくさんのお湯で淹れるため、よりサッパリしたコーヒーに仕上げることができます。

②の淹れ方はドリップコーヒー(浅煎りとは限らない)をお湯で希釈して濃度を調整します。

中深煎り～深煎りの豆を使用する場合、苦味やコクが感じられつつもスッキリと飲める仕上がりになります。

ちなみに②の淹れ方は「アメリカーノ」に似ていますね。

「アメリカーノ？」と思った方はこちらの記事も参考になさってください。

>>「アメリカンコーヒー」と「アメリカーノ」って違うの？【簡単解説】

ブレンドコーヒーの味わいの特徴

数種類のコーヒー豆を混ぜ合わせて（ブレンドして）作られる「ブレンドコーヒー」はどんな味わいが特徴なのでしょうか？

ずばりブレンドコーヒーは複雑で深みのある味わいが特徴です。

逆に「ストレートコーヒー（シングルオリジンコーヒー）」という言葉があり、こちらは単一のコーヒー豆で淹れられるコーヒーを指しています。

そのため味わいはシンプルで、豆ごとの特徴を楽しむのに向いているコーヒーです。

なぜ数種類の豆をブレンドすると味はどう変わる？

数種類のコーヒー豆をブレンドするとコーヒーの味はどう変わるのでしょうか？

単一のコーヒー豆で淹れると、その豆の持つ成分以外の要素が欠けてしまうためシンプルなコーヒーに。

そこで、たとえば香り高いコーヒー豆を主役に、酸味苦味コクなどのバランスの良い豆とマイルドな酸味をもつ豆を足し合わせる。

すると香りを存分に生かしつつ、深い味わいのコーヒーに仕上がるというわけです。

好みのブレンドコーヒーを見つけよう

ブレンドコーヒーはそれこそ豆の種類・産地・焙煎度・比率などなどとても自由度が高いです。

なのでお店のコンセプトによってまったく違った味わいが楽しめます。

ぜひ、あなたも自分好みのブレンドコーヒーを探してみてくださいね！！

アメリカンコーヒーとブレンドコーヒーを楽しもう

この記事が、あなたの参考になりますように…それでは！！